鳴滝
国道438号線沿いに流れる貞光川を挟んで対岸の猿飼地区にある。
鳴滝は、端山の南端部に近く標高1,073mの成谷三角点を源とし、西から東の方向で貞光川左岸に流れている。
この名は、七つ滝といわれたものが鳴滝と変わったものだろうと言われている。
七つの滝がつづく勇壮な絶景の地である。
江戸時代から古く知られており、阿波の名所として、藩主蜂須賀公が3回上覧したなどの文献が残っている。
国道438号線沿いに流れる貞光川を挟んで対岸の猿飼地区にある。
鳴滝は、端山の南端部に近く標高1,073mの成谷三角点を源とし、西から東の方向で貞光川左岸に流れている。
この名は、七つ滝といわれたものが鳴滝と変わったものだろうと言われている。
七つの滝がつづく勇壮な絶景の地である。
江戸時代から古く知られており、阿波の名所として、藩主蜂須賀公が3回上覧したなどの文献が残っている。
土釜は、貞光川一宇渓谷を代表する名所一つ。
青石と呼ばれる硬い緑色片岩の岩層が、長い歳月をかけて川の流れに洗われ、川の浸食作用で川底のもろい岩屑が削られ、また磨かれて大きくなったもので、ホットポール(甌穴)とも呼ばれる。
幅2メートルほどの清流が堰き止められて3段の滝になり、高低差7メートルを落下する。
せまい釜の形をした滝つぼには白波が渦巻き、それが岩盤の底をえぐるようにして、一の釜、二の釜、三の釜と連なって水流が下り落ちる天然の水門は、まさに圧倒される奇観。
滝の両岸には、かし、かえで、もみじの古木が密生し、薄暗い谷底に幽幻の気を漂わせている。
一宇街道の南中町に東向きに建つ商家建築。
棟札によると明和9年(1772)の建築。
切妻造、平入型の2階建。
本瓦葺の屋根や漆喰塗の外壁など全体に重量感がある。
両側のうだつは、二層厨子、上切妻、下葺き下ろし型になっている。
明治4年(1871)に大改築されている。
所在地 つるぎ町貞光字町83-2
入館料 無料
休館日 第3水曜、年末年始
営業時間 10時00分~17時00分
身障用トイレ有り
JR徳島線「貞光駅」下車→徒歩15分
国道192号→1.3km(車で3分)
駐車可能台数 5台
母屋の棟札から推して寛政3年(1791)の建立である。
間取りや骨格は明治初期に整ったとの考察もある。
西側の2層うだつの上がった藍の寝床や蔵などの付属棟。
「文政6年10月」と彫り込まれた井戸桁。
永年の風雪を物語る幹周り2.3メートルの御所柿と、幹周り2.55メートルの花梨などの古木、泰山木、多羅葉などの名木や、鶴島・亀島を配した鶴亀蓬莱庭園(座視鑑賞式の枯山水)などを併せもつ近世の貴重な日本建築様式を備えている。
平成9年(1997)に、古民家再生の権威者と称される降幡廣信氏によって再生された。